ローズルーム名古屋のディナー
遅ればせながら記録を残しておくことにしました。
行ったのはこちらです。
menu
~一口に込める~
~目覚めていただく為に~
~61℃の湯気~
~幸せの色~
~栄2丁目から~
~イニシエの技法を~
~記憶を辿ってゆく~
~発酵の文化を~
~楊貴妃の美貌~
~灯にゆられて~
メニューだけですと、どんな料理かわからなくて想像力をかきたてられるものですね。
いまはまた新しいメニューになっておりますので、また行ってみたいものです。
~一口に込める~
チーズの上にちょこんと可愛らしく鎮座したプティ・シュー。
中には滑らかな、豆の緑色のクリームが入っていて、デザートのように甘い物ではありません。前菜前のアミューズですね。
アミューズの事はお店によってはアミューズブーシュ(amuse bouche)「ひとくちのお楽しみ」と呼ばれることもあるようですが、まさにそれに相応しい一皿でした。
~目覚めていただく為に~
白チョウザメのキャビア、シマアジ、平貝、山葵、紫蘇、カッペリーニを使った一皿。
写真には写っていないのですが、お箸もあってカッペリーニが洋風お素麺のイメージになってしまいました。(いい意味で)
~61℃の湯気~
カナダ産オマール海老、万願寺とうがらし、バジル、ハモン・イベリコ グランベゼルパ36ヶ月を使った一皿。
私、とうがらしの類大好きなんです…。
写真よりも体感もっと長い万願寺とうがらし。葉物はナイフとフォークで畳めばよいけれど万願寺とうがらしはどうしたらよいのかしら、と畳もうとしたら弾まれたので困惑しながら食べた覚えがあります。正解は細かく切る、なのかしら。
~幸せの色~
トウモロコシとフォアグラを使った一皿。人生でいちばん美味しいかもしれない、ただでさえ美味しいトウモロコシのスープに凍らせたフォアグラを削ったものを目の前でかけて頂きました。
「これが幸せの色なんですね」とかトチ狂ったことばを発していたような記憶もあります。写真だと伝わらない気がするのですが、本当に美しいピンクなのです。舌の上でとろけるフォアグラとか初体験でした…
~栄2丁目から~
かさごとフェンネル、ローズマリー、メイヤーレモンを使った一皿。
この一皿でフレンチのお魚=かさご、というイメージが出来上がるのでした。
この黄色さではさぞ酸味が強いのでは…と思ったものの、なんと甘かったです!とはいえ私が苦手な甘さではなく、なにこれすごい…と感嘆しきりでした。
~イニシエの技法を~
鮑、マッシュルーム、卵黄、アスパラガス・ソバージュを使った一皿。
鮑がもう、ナイフを入れた時点で美味しさを約束されていて、動揺してちょっと声が出てしまいました…
~記憶を辿ってゆく~
近江牛を使った一皿。
人生でいちばん柔らかいステーキだ…って動揺して、口にしてうっとりしました。
付け合せの鞘隠元も椎茸も全部全部美味しかったです…
~発酵の文化を~
アッサムティーと牛乳を使った一皿。表面は軽やかに固くぱりぱりとしていて、一口目はスプーンで軽く叩くようにして割って、掬って頂きました。
口にするとアッサムの薫りがきちんとします。
~楊貴妃の美貌~
ライチ、マンゴー、ゴールデンパイナップル、ココナッツを使った一皿。
ライチ(茘枝)が楊貴妃の好物との説があり、それが名前の由来でしょうか。
とても美味しかったです。
~灯にゆられて~
フィナンシェと食後の飲み物です。
私は紅茶にしましたが、珈琲やハーブティーも選べました。
焼き型の儘出すのもなかなかおしゃれですよねこういうのもありなんだなあ、って思いました。
お楽しみのサプライズがありましたが、それは行ってみてのお楽しみにしてください。
書き始めてから凄く時間が経っていて遅筆にも程があるなあと反省しきりです。
あと美味しそうに文章が書けないのが致命的過ぎますね…
いずれ改善されていくのかな…?公開していないんですが地味にちょこちょこ書いているんので気が向かれたら偶に来ていただけたら嬉しいです。